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  • 執筆者の写真Daichi

#10 【家具職人のやりがい】

更新日:2020年7月3日

こんにちは! 皆さんのお仕事はどんな「やりがい」がありますか? 仕事によって「やりがい」は様々ですが、今回は家具職人の「やりがい」について7年の経験からお伝えしたいと思います。 読んでいただければ、僕が家具職人という仕事をオススメする理由がわかると思います。


 

〈家具職人のやりがい〉


1.「成長」を実感できる


個人的に家具職人における成長はポケモンと似ていると思います。

経験値を稼ぐ、レベルを上げる、技を覚える、進化する

ポケモンのレベル上げのように、家具職人も自分を成長させることができます。

1度覚えた技は忘れませんし、毎日仕事で経験値を稼ぐことができます。

そうやって日々レベルアップをしていけば、1年後には想像もできないほど成長した自分になっています。

そしてその成長が家具という形になって表れます。

「以前は作れなかったものが、今では作れるようになった」

僕はここにすごくやりがいを感じています。

1年毎に自分自身を振り返っていますが、毎年進化できています。

今年で7年目なので、現在6段階進化しています。笑


 

2.「自信」が得られる


家具製作の工程は最初から最後まで自分で行います。

作るものは毎回違い、説明書や決まったマニュアルはありません。

必要な材料を拾い出し、工程の段取りなどを考えながら0から1つの家具を製作していきます。

「納期」というタイムリミットもあるのでのんびりしている暇はありません。

・材料に過不足はないか

・どうすれば速く作れるか

・どうすれば綺麗に仕上げられるか

・どうすれば図面以上の仕事ができるか

こういったことから、いろんな選択肢を探しベストなやり方を考えていきます。


こうして出来上がった家具は「今の自分」を写し出しています。

上手くいったところや上手くいかなかったところ、これらは作った本人が1番わかります。

なのでお客様に見てもらうときはすごく緊張します。

でも必ずと言っていいほど、

「すごい!」「さすがプロ!」「作ってもらってよかった!」

などと褒めてもらえます。

すごくありがたいですし、次も頑張ろうという気になります。


これが「自信」になります。

自分が頑張った仕事の報酬には

・喜んでもらえる事

・感謝される事

・貢献できる事

があり、お金以上の価値があります。

これも家具職人特有なやりがいです。


 

3.一生モノの「スキル」が身に付く


家具職人は腕を磨く事も大事な仕事のひとつです。

・前回失敗したことをもう1度挑戦してみる

・新しいやり方をやってみる

・自分の知らない技術を教えてもらう

これらは直接利益にはなりませんが、技術の向上や生産性の向上に繋がるので、

会社も積極的に後押ししてくれます。


こうして身に付いた「スキル」は一生自分の資産となります。

この「スキル」があれば、

将来独立することもできますし、教室を開いて人に教えたりもできます。

このように会社内だけでなくどこにいっても通用する「スキル」が得られることも、

やりがいだと思っています。


 

まとめ


家具職人の仕事は「狭く、深く」です。

一つのことを追究したり、究めるといったイメージです。

とても奥が深く、一人前になるまでに1年や2年はかかります。

でもだからこそやる価値があり、究めることができれば誰にも真似できない、

「オリジナル」な人間になることができるのだと思っています。

その道のりは楽なものではなく、地味で地道なものです。

ですがその道のりにもたくさんのやりがいがあります。


もし家具職人に興味が湧いた方がいましたら、いつでも工場見学を受け付けますので、お気軽にご連絡ください。

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