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  • 執筆者の写真Daichi

#13 【家具職人の技術紹介〜横切り盤〜】

こんにちは!

今回は家具職人の使う代表的な機械「横切り盤」についてご紹介します。



この刃物丸出しのいかにも危なそうな機械が「横切り盤」です。


家具作りにおいて「切る」という動作は最も基本的な工程です。

材料を切らなければ何も始まりません。


では家具作りにおける「切る」うえで大事なことを挙げます。


・思い通りに切ること

・ミリ単位の精度が出せること

・真っ直ぐ切ること

・スピードが速いこと

・楽に切れること


これらが大事になります。

家具はミリ単位の精度が要求されますし、真っ直ぐ切らなければ強度も落ちます。

また毎日たくさんの木材を切りますので、労力がかかりますし、スピードも要求されます。


ここで横切り盤が登場します。


横切り盤とは

・テーブルをスライドさせることで木材が切れる

・手前の定規に当てて切ることで直角に切れる

・のこを0°〜45°まで傾けられる(軸傾斜)

ざっくり言うとこんな感じです。

*右のハンドルで刃物の高さを調節します。

*左のハンドルで刃物の傾きを調節します。 *このレール上をテーブルが移動する仕組みです。


最もよく使う機械なので1人1台あります。

ケガの心配はありますが、正しい使い方をすれば大丈夫です。 とにかく家具作りでは「切る」ことが多いので、最初に使いこなせるようになりたい機械です。 いかがだったでしょうか?

こうした家具職人の技術をご紹介することで、家具職人の仕事をイメージしやすくなると思っています。 今後も様々な情報発信をしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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